筋肉が原因の首こり・頭痛とは?
筋肉が原因かもしれない首の痛みとは?
「上を向くと首がつっぱる」「長時間のパソコン作業で首や肩が重だるい」「枕が合わない気がする」「寝違えの痛みがずっと続いている」…。
こうした首の痛みの多くは、レントゲンやMRIでは異常が見つからないものの、首や肩まわりの筋肉が固くなっていることが原因になっていることがあります。
筋肉が原因と考えられる首の痛みの主な特徴
上を向いたり横を向いたときに首が痛い
首を反らしたり、左右に振り向いたときに痛みやつっぱりを感じる場合、
首の後ろや横の筋肉が硬くなり、うまく伸び縮みできていない可能性があります。
長時間のパソコン・スマホで首や頭がつらい
デスクワークで頭が前に出た姿勢が続くと、首の後ろの筋肉に負担がかかり続けます。
その状態が長く続くことで、
- 首から肩にかけての重だるさ
- 目の奥が重い・頭痛が出る
- 肩こりと首の痛みをくり返す
といった症状が出やすくなります。
枕が合わないと感じる首のこり・痛み
「どの枕に変えても楽にならない」「朝起きると首が痛い」という場合、
枕そのものよりも首や肩の筋肉がすでに硬くなっていることが原因になっていることが多いです。
寝違え・寝違えが治りきらない首の痛み
朝起きたときに首を動かせないほど痛くなる「寝違え」も、首や肩の筋肉が疲労で限界に近づいたサインです。
痛みが一時的に落ち着いても、筋肉のこわばりが残っていると、
- 少し無理をしただけでまた痛みが出る
- 常に首に違和感や張りを感じる
といった慢性的な首の痛みにつながってしまいます。
なぜ筋肉が固まると首の痛みが慢性化するの?
日常生活の負担の積み重ねが原因です
首の筋肉は、頭の重さ(ボーリングの球ほどと言われます)を支えています。
そこへ、
- 長時間のパソコン・スマホ
- 猫背や前かがみの姿勢
- 運転や細かい作業が多いお仕事
- ストレスや睡眠不足
などの日常生活の負担が積み重なることで、筋肉が疲れ切って硬くなってしまいます。
「痛みの悪循環」が起こるメカニズム
筋肉が固くなると、その中を通っている血管も圧迫されて血流が悪くなります。
すると、
痛み → 筋肉が固まる → 血流が悪くなる → 老廃物がたまる → さらに痛みが出る
という痛みの悪循環が起こり、首の痛みが慢性化してしまうのです。
筋肉が原因の首の痛みを和らげるセルフケア
① お風呂でしっかり温める
首や肩の筋肉を緩めるためには、まず温めて血流を良くすることが大切です。
シャワーだけで済ませず、湯船にゆっくり浸かることで、筋肉がほぐれやすくなります。
② 痛みの出ない範囲でやさしくストレッチ
お風呂上がりなど、体が温まっているタイミングで、
- 首を前後にゆっくり倒す
- 左右にゆっくり倒す
- 痛みのない範囲で軽く回す
といったストレッチを行うことで、筋肉のこわばりを和らげることができます。
強く伸ばしすぎたり、痛みを我慢して無理に動かすのは逆効果になることもあるため注意が必要です。
セルフケアで良くならない首の痛みは専門的な治療を
原因となっている筋肉にしっかりアプローチすることが大切です
セルフケアで一時的に楽になっても、すぐに首の痛みが戻ってしまう場合は、
痛みの原因となっている筋肉が深い部分まで固まっている可能性があります。
そのようなケースでは、原因となっている筋肉にアプローチできる鍼治療やマッサージがおすすめです。
浜松市で首の痛みでお困りの方は当院へご相談ください
すずき鍼療院・整体院(浜松市)では、首や肩の筋肉の状態を丁寧に評価し、
トリガーポイントを含めた筋肉への鍼治療や手技療法で、痛みの根本改善を目指します。
「病院では異常なしと言われたけれど首の痛みが続いている」
「マッサージや湿布では良くならなかった」
そんな首の痛みでお悩みの方は、一度お気軽にご相談ください。