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めまい(良性発作性頭位めまい症)

めまいのイメージ図

SYMPTOM DESCRIPTION

めまい・めまい感でお悩みの方へ

良性発作性頭位めまい症とされる、体位変換に伴うめまい症状は耳石の動きに伴って生じるとされていますが、筋肉の感覚の異常によってもおこることがわかっています。

  • 当院での治療法

    当院では「トリガーポイント療法」という治療法で、めまいの原因に直接アプローチする施術を行っています。
    トリガーポイントとは、筋膜・腱・靭帯・骨膜などにみられる敏感な部分のことです。
    トリガーポイントができると、頭部や四肢の位置感覚の異常が生じる事がわかっています。
    当院ではめまいの発生源になっているトリガーポイントへ治療を行い、症状の根本的な改善を目指します。

  • めまいの原因になるトリガーポイント

    これまでの研究から、めまいの症状には以下の部位にトリガーポイントが形成され、原因になっていることがわかっています。

    首の筋肉(頭半棘筋、頭最長筋、胸鎖乳突筋など)

    肩や背中の筋肉(脊柱起立筋、僧帽筋など)

  • トリガーポイントによるめまいの特徴

    トリガーポイントは、凝り感や痛みだけでなく、筋肉の感覚異常を伴うことがあります。首の筋肉ではこの感覚異常がめまいにつながることがあると考えられています。

    首の筋肉には頭の位置を脳に伝える役割があり、視覚や内耳からの情報と食い違うと、めまいが起こりやすくなります。特に平衡感覚を決める際には、視覚や内耳よりも首の筋肉からの情報が大きな割合を占めているため、首の状態が悪化するとめまいにつながる可能性があるとされています。

    もともと慢性的な首や肩こりに長年悩まされていた方がめまいを発症するのはこういった背景によるもと考えられます。

  • トリガーポイントが形成される原因

    トリガーポイントは、繰り返し加わる刺激が関与して形成されると考えられています。
    その刺激とは、姿勢を保つことや運動時に働く筋肉の収縮によるものです。

    同じ姿勢を長時間続けたり、同じ動作を繰り返したりすると、特定の筋肉に負担がかかり、同じ部位に繰り返し刺激が加わります。

    このような負担が積み重なることで、その部分が過敏になり、痛みを感じるようになります。

  • トリガーポイントの検索法

    トリガーポイントは、感覚の変化(機能的な異常)であるとされ、形の異常(器質的変化)ではないため、MRIやレントゲン、CTといった画像検査では確認できないと考えられています。

    そのため検索には、実際に刺激を加えて反応を確認する方法を用います。

    トリガーポイントが存在する場合、刺激によって「ズーン」とした鈍い痛みを感じることがあります。
    その中でも「それです!」「まさにその場所です!」と患者さんが自覚する反応が得られる部位を、特に重要なトリガーポイント(責任トリガーポイント)と呼んでいます。

  • トリガーポイントの治療法

    検索できた責任トリガーポイントには、一定の強度や時間で刺激を加えることで「脱感作」と呼ばれる反応が生じ、過敏な状態が和らぐとされています。
    これにより、症状の軽減を目指すことができます。

    鍼や徒手による加圧刺激を行うと、生理的な反応が起こり、それがトリガーポイントに作用することで正常な状態に戻していきます。

  • よくある質問

    Q1:効果はすぐにありますか?
    A:トリガーポイントが関与している場合、施術直後から痛みが和らぐ方もいらっしゃいます。ただし、症状や体質によって効果のあらわれ方には個人差があります。

    Q2:通わないとよくなりませんか?
    A:年齢や症状の状態によって、1度の施術で変化を感じる方もいれば、複数回に分けて施術を行う必要がある方もいます。無理のないペースで施術をご提案します。

    Q3:鍼が怖いのですが、鍼は必ずやりますか?
    A:鍼が苦手な方には徒手による施術でも対応可能です。ただし、鍼を併用した方が変化を感じやすい場合もあります。

    Q4:どのような治療をしますか?
    A:まずトリガーポイントのチェックを行い、鍼を置鍼したあと徒手による施術を組み合わせます。

料金表 PRICE

  • 一般

    7500 (税込)

  • 学生

    5500 (税込)

施術の流れ FLOW

問診

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問診では、「どのような動作や姿勢でめまいを感じやすいか」 を詳しくお聞かせください。
その情報をもとに、めまいに関わっている可能性のある筋肉を推測していきます。
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検査

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筋肉の状態を丁寧に触診し、痛みに関わっている可能性のあるポイントを確認していきます。
ひとつずつ刺激を加えながら「ここは違和感がありますか?」などとお聞きし、患者さんと一緒に痛みの出やすい場所を見つけていきます。
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治療

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問診や検査で得られた情報をもとに、痛みに関わっている可能性のあるポイントに鍼や徒手による刺激を行います。
トリガーポイントに当たった「ズーン」とした鈍い感覚を確認しながら施術を進めていきます。
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