「肩の脱臼骨折後の痛み」の改善例
肩関節の脱臼骨折後、
「骨は治っている」と言われたにも関わらず
痛みが続いていた患者さまの症例です。
病院やペインクリニックを転々としていたそうですが、
改善がみられず来院されました。
症状は、
・肩の前側の痛み
・肩の可動域制限
・安静時痛はなし
・動かした時だけ痛む運動痛
がみられました。
特に、
背中に手を回す「結帯動作」
頭を触る「結髪動作」
で強い痛みと可動域制限が確認されました。
治療後は痛みの軽減がみられたため、
このような症状でも筋肉由来の痛みが
関与している可能性が考えられます。
脱臼や骨折では、
骨だけでなく周囲の筋肉にもダメージが加わります。
その結果、筋肉や筋膜にトリガーポイントが形成され、
骨が治癒した後も痛みが残存していたと考えられます。
また骨折の既往がある場合、
骨膜周囲にもトリガーポイントが形成されることがあり、
「検査では異常がないのに痛い」
という慢性的な痛みの隠れた原因になっているケースもあります。