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筋性疼痛症候が原因のひざ痛の特徴

筋性疼痛症候は筋肉の内部環境の悪化が原因で生じる疼痛症状です。

またその痛みにはいくつかの特徴がみられます。

今回は筋性疼痛症候によるひざ痛について詳しく解説していきます。

ひざの痛みの原因は?

ひざ痛では変形性ひざ関節症など関節の変形や軟骨の損傷が原因とされている事が一般的ですが、

実は痛みの原因は筋肉あることも少なくありません。

痛みは運動痛というある特定の動作やタイミングでのみ痛いケースが多い事や、

関節の軟骨には痛みを感じる神経が存在しないことを考えると筋性疼痛による痛みとして考える方が理屈が合うことが多いのです。

ひざの痛みの原因の図

筋性疼痛症候によるひざ痛の特徴

基本的には筋性疼痛症候では運動痛という痛みがでます。

椅子から立ち上がる瞬間や座ろうとひざを曲げたき、歩く、走る、ジャンプする際のひざの曲げ伸ばしのときに痛みがでます。

よくあるひざ痛のパターンを筋性疼痛症候の視点で見ると以下の原因が考えられます。

①階段を下りる時のひざ痛

階段を下りると、支えている方のひざに痛みが出ることがあります。
多くの人は「ひざのお皿の奥にギクッと刺すような痛み」と表現します。

この痛みは、ひざのお皿の周りにある筋肉(特に太ももの前の筋肉)が強く働いたときに起こりやすいです。
さらに、階段を下りるときの動きで太ももの骨がひざのお皿の裏側を押してしまい、その圧迫が痛みを強くすると考えられています。

階段下降時のひざ痛の図出典:筋性疼痛症候の臨床観察

 

②正座をするとひざの前や後ろが痛い

正座姿勢は太ももの前側や後ろの筋肉が強く伸ばされたり骨や体重で強い圧迫を受けます。

悪い筋肉が正座をするだけで、強く刺激され痛みを感じます。

正座時のひざ痛の図

出典:筋性疼痛症候の臨床観察

 

③就寝時のひざ痛

仰向けで寝ている姿勢はひざが伸びきった状態になっていることが多いです。

このような状態は太ももの筋肉が縮んでいます。

悪い筋肉は長時間縮んだままでいると、緊張してくる性質がありそれによりひざの痛みを感じてしまいます。

ひざ伸展位のひざ痛

出典:筋性疼痛症候の臨床観察

 

ひざ痛の原因について

ひざ痛は、主にひざを曲げ伸ばしする太ももの筋肉の血流障害が原因になると考えられます。

また変形性膝関節症やオスグッド病、ジャンパー膝と診断されたとしても上記のような症状に当てはまるようなひざ痛であれば原因は筋性疼痛症候による可能性が高いです。

大腿四頭筋の硬結

出典:筋性疼痛症候の臨床観察

筋性疼痛症候の腰痛治療

まずは問診で腰痛の状態を詳しくお伺いさせていただき、運動学的検査をおこない、原因(痛み発現筋)を特定します。

当院では筋性疼痛症候に対する治療法として、MT-MPS/AT-MPSという徒手および鍼療法をおこない改善を図ります。

徒手や鍼で筋肉を刺激することで生じる身体の様々な反射により、筋肉の弛緩、血流促進、鎮痛といった効果を引き出します。

 

慢性化した痛みでお困りなら当院へご相談ください。

当院は筋性疼痛症候に対する治療の専門院です。筋性疼痛症候の視点からお悩みの症状を診させていただき、治療していきます。

お気軽にお問い合わせください。

膝の徒手療法

よくある質問(FAQ)

Q1. どんな治療をしますか?
A. MT-MPS(徒手療法)は解剖学的に筋肉を捉え深層筋までマッサージする治療法です。AT-MPS(鍼治療)はMT-MPSと併用しておこなうことで治療効果を高めます。個人に合わせて「痛いけど気持ちいい」と感じる刺激でおこないます。
Q2. 何回くらい通えば良くなりますか?
A. 治療直後から症状の軽減・消失を実感していただけます。治療後もまた再発してしまう重度の方のは1週間~10日ほどの間隔で一定期間通院していただくことで筋肉の質を変え、根本的な改善を図ります。
Q3. 病院で変形性ひざ関節症と診断されましたが効果はありますか?
A. ひざ痛の原因がひざの変形や軟骨のすりではなく筋肉の症状によることも多く、ヘルニアと診断された腰痛が改善した症例も多くあります。
Q4. 鍼が怖いのですが、大丈夫ですか?
A. 徒手療法のみでの治療も対応しておりますのでご安心ください。

当院のご案内

すずき鍼療院・整体院

〒435-0057
静岡県浜松市東区中田町141-1

TEL:053-540-3889

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休診日:水曜日・祝日

 

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