筋・筋膜性疼痛について
当院では慢性化した痛みの原因となる組織は筋肉にあると考えて治療しています。
整形外科では痛みの原因となる組織は「骨・関節・靭帯・神経」と考えています。
筋肉だけは肉離れなどの損傷を除き、基本的には治療対象として考えられていません。
したがってレントゲンやMRIなどの画像所見で、骨や関節に異常がなければ単なる疲労や筋肉痛とされてしまう事が多いです。
私は整形外科で臨床をおこなっていた時、腰椎ヘルニア、変形性ひざ関節症などといった整形疾患を対象に鍼治療をおこなっていました。
基本的に私のところへ来る患者さんはリハビリや痛み止めが効かないと訴える方が大半でした。
症状をよく聞き、身体の状態をよく観察すると痛みはほとんどが運動痛で筋肉の浮腫や圧痛や関連痛など筋性疼痛と思われる所見が多くみられ実際に治療すると痛みやしびれ著しく改善した症例が多くみられました。
整形疾患では炎症が痛みの原因と考えられていますが、自発痛などの炎症所見は観察できない人が大半でした。(炎症を抑える痛み止めも無効)
つまり「どこへ行っても治らない」のは痛みの原因に対して適切な治療がされていないからと考えられます。
すずき鍼療院・整体院
浜松市中央区中田町141−1
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