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頭痛

SYMPTOM DESCRIPTION

筋性疼痛症候(きんせいとうつうしょうこう)について

筋性疼痛症候とは『筋肉の硬化や血流障害が原因となって生じる痛み』のことです。
MRIやレントゲンでは原因がわからない痛みやしびれは筋性疼痛症候の可能性があります。

  • 頭痛について

    慢性頭痛の代表的な疾患とされる「緊張型頭痛」は成人の有病率は約2割~4割とされ、女性に多い傾向があります。
    はっきりした原因は不明ですが精神的ストレス、首や肩などの筋肉の血行不良、睡眠不足や目の疲れ、顎関節症などが原因と推測されています。
    特に、長時間にわたって首や肩に負担がかかる不自然な姿勢を続けることが誘因となることも多く、長時間のドライブやデスクワークなどのほか、高さの合わない枕の使用なども緊張型頭痛を引き起こすことがあります。
    症状は、頭の圧迫感やしめつけ感が数十分から数日間持続します。痛みの程度は、軽度から中等度で家事や仕事は何とかこなせるくらいです。
    頭痛以外に首の痛みや肩こり、めまい感を伴ったり、光過敏や音過敏のいずれかを伴ったりすることがあるとされています。
    医療機関では鎮痛剤の処方や生活習慣の指導などがおこなわれています。
    しかし「痛み止めが効かない」と訴える方も非常に多いのが緊張型頭痛です。
    痛み止めが効かない場合は「筋肉の凝りが原因の痛み」が原因となっている可能性があります。

  • 筋性疼痛症候の視点から考える頭痛の原因

    筋性疼痛症候では日常生活やスポーツ、加齢や過去の怪我などが原因で筋肉が硬くなって血流が悪くなりが生じて症状が起こっていると考えています。
    頭痛は①首の筋肉②頭の筋肉が原因となっています。
    姿勢や頭を支えている首の筋肉が硬化して血流が悪くなってくると酸素や栄養が不足したり老廃物が溜まってしまい痛みを感じるようになります。首の筋肉が硬くなると繋がっている頭の筋肉も引っぱられ緊張してしまい、血流が悪くなり痛みを感じるようになります。
    また、筋肉の痛みは悪くなっている部位から離れた箇所に痛みを感じる事も多く、首の痛みを頭が痛いと感じてしまう事があります。

    痛み止めが効かない痛みは、「凝りが原因の痛み」であることがあります。ロキソニンなどの消炎鎮痛剤は炎症を抑える薬です。炎症ではない凝りの痛みには作用しないため痛み止めが効かないと考えられます。

  • 筋性疼痛症候による頭痛の症状

    後頭部、頭頂部、こめかみ、前頭部など症状の感じる部位は個人差がありますが、いずれも首や頭の筋肉の痛みとして症状が現れています。
    頭痛以外には首や肩の凝り、痛み、眼精疲労も伴うこともあります。
    頭の筋肉の側頭筋(そくとうきん)に原因がある場合は偏頭痛のような片側だけの頭痛、目かすみや圧迫感、視力低下などの症状や上歯の痛みや顎の痛みも伴うことがあります。

  • 当院独自の頭痛に対する治療法

    当院では「筋肉を治療」するために以下の三療法をおこなって症状の改善を図ります。治療により筋肉の硬化や血流障害が改善された時点で症状も軽減・消失します。

    ①MT-MPS(筋性疼痛症候に対する治療手技)
    手を使った筋肉へのマッサージ治療です。高度な解剖学の知識にもとづいて深層の筋肉まで「痛いけど気持ちいい」と感じる刺激で治療していきます。

    ②AT-MPS(筋性疼痛症候に対する鍼治療法)
    手では反応しない程ひどくか硬くなった筋肉ははり治療が有効です。徒手療法と併用しておこなうことで頑固な症状にも効果的な治療ができます。

    ③トリガーポイント療法
    トリガーポイントとは筋膜や腱、靭帯や骨膜などにできてしまう「痛みの発生源」です。鍼や専用の深部マッサージツールを使ってトリガーポイントを治療することで症状の原因を漏れなく治療します。

料金表 PRICE

  • 初回特別価格

    初検料込み。問診~検査、治療で60分程度です。

    6,750 (税込)

  • からだの治療40分

    各症状に対応した局所的な治療をおこないます。

    5,500 (税込)

  • からだの治療60分

    症状が複数部位ある方や、重点的な治療が必要な方、全体的なメンテナンスをご希望の方向けのメニューです。

    7,500 (税込)

  • からだの治療90分

    症状が広範囲にある方や60分の治療よりさらに重点的な治療をご希望の方のメニューです。

    1,1250 (税込)

施術の流れ FLOW

問診

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どこが、どうすると痛いのか?いつから痛むのかなど、症状や生活習慣/環境についてお伺いしながら「どの筋肉に負担がかかっているか」を推測していきます。
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運動検査・触診

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問診で得た情報をもとに症状を誘発する検査をしたり、筋肉を細かく触診し原因となっている筋肉(症状発現筋、責任トリガーポイント)を見つけ出します。
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治療

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各患者様に症状や刺激に対する反応を観察しながら最適な治療法を選択しておこないます。

鍼が苦手あるいは怖いといった方には徒手やツールを用いた治療をおこないますのでご安心ください。
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