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トリガーポイントについて

当院ではトリガーポイントという痛みの発生源に対する治療もおこなっています。

トリガーポイントについて詳しく解説していきます。

トリガーポイントについて

トリガーポイントとは「痛みの引き金点」や「痛みの発生源」という意味から名付けられた名称で筋膜や腱、靭帯や骨膜にできます。

トリガーポイントは過敏化した感覚受容器だと考えられています。

普段では何ともない刺激でもトリガーポイント化すると痛みや凝り感などを感じてしまうようになります。

慢性痛の隠れた原因として考えられています。

腰方形筋の関連痛出典:Trigger Point Manual

トリガーポイントが原因となる痛み

トリガーポイントが原因となる痛みは機械受容器感作性疼痛(機械痛と略します)といいます。

痛みは医学的な分類では侵害性疼痛、神経障害性疼痛、痛覚変調性疼痛の3つに分類されていますが、

このどれにも当てはまらないタイプの痛みがあり、それが機械痛と考えられています。

痛みの種類の相関図

 

痛みにはそれぞれ原因があります。

侵害性疼痛では怪我による炎症が、

神経障害性疼痛では神経の損傷が、

痛覚変調性疼痛では脳に何らかの原因があると考えられています。

この3つでは説明がつかない痛みが機械痛でないかと考えられています。

時には痛みの種類が重なるケースもあり、それぞれのアプローチが必要になることもあります。

機械痛が生じる原因

機械痛は過敏化した身体のセンサーが主に筋肉の収縮によって生じる引っぱる力で刺激され生じます。

この過敏化したセンサーをトリガーポイントといいます。

トリガーポイント化する原因は主に筋肉の収縮による繰り返し刺激が考えられています。

例えば、日常生活動作やスポーツ動作では同じ姿勢を支えたり同じ動きをすることで特定の筋肉を使います。

これを毎日何時間続けたり、強い力を出し続けていると特定の部位が刺激され続けトリガーポイント化し、機械痛が生じてきます。

引っぱる力

 

痛い場所が原因とは限らない

トリガーポイントの治療をおこなっていると高確率で痛む場所とは離れた部位に原因が見つかります。

これは、痛みの原因(発生源)が見えないことによります。

例えば、背中を蚊に刺されたとします。刺された箇所は1か所なのに背中に広がるようなかゆみを体験します。

これと同じような現象が痛みでも起こります。

その理由は目で見えない原因は脳はその位置を正確に感じる事ができないためです。

このことを理解していないといつまでも原因に対する治療ができないことになってしまいます。

位置錯覚の図

原因の探し方

トリガーポイントを刺激されるとズーンとした鈍痛が生じます。

しかし、その痛みは「痛いけど気持ちいい」と感じることが多いです。

また、痛みの発生源となる責任トリガーポイントを刺激されると「あっそこ!」「いつもの痛みがする!」という感覚がします。

これは発生源認知という脳活動で治療するうえで、重要なものさしとなります。

発生源認知の図

機械痛の治し方

機械痛の治し方はトリガーポイント化したセンサーを正常な状態へ戻す事です。

そのために鍼を刺したり揉んだりして小さな傷をつけてセンサーを壊し修復させることでリセットさせる方法を用いります。

リセットされたセンサーはもとの感度に戻り、刺激されても痛くなくなります。

トリガーポイントの治療イメージ図

 

最先端のトリガーポイント療法

当院では新しいトリガーポイントの理論・治療法により慢性痛の治療もおこなっております。

確立された理論や診断法にもとづき、原因をつきとめ的確に治療していきます。

慢性化した痛みでお悩みでしたらお気軽にご相談ください。

 

当院のご案内

すずき鍼療院・整体院

〒435-0057
静岡県浜松市東区中田町141-1

TEL:053-540-3889

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