寝ているときに腰が痛い症状の原因と治療
寝ていると腰が痛くなるのはなぜ起こる?
「寝ているとき腰が痛い」と訴える患者様が一定数おられます。
当院では多裂筋(たれつきん)という腰の筋肉にできたトリガーポイントが原因であると
考えています。
多裂筋(たれつきん)について

多裂筋(たれつきん)とは腰~首の背骨にかけて存在する筋肉で、背骨を固定する作用があり姿勢を支えています。
この筋肉は収縮すると腰を反らす作用があります。
多裂筋が原因の腰痛
トリガーポイントによる痛み
筋肉にトリガーポイントができると、特定の動作や姿勢で痛みを感じる運動痛という症状がでます。
また、感じる痛みは関連痛といい、痛みの原因(トリガーポイントがある場所)から離れた場所に
感じます。
トリガーポイントは筋肉が働いたときに発生する張力が刺激となって症状が引き起こされます。
多裂筋にトリガーポイントができると
多裂筋は姿勢保持(背骨の固定)や腰を反らすときに働く筋肉です。
腰を反らす動作は、イスから立ち上がる、床に置いた荷物を持ち上げるといった日常生活動作でおこなわれており、
背骨の固定は運転中、立っている時、歩く、走るなど実は常におこなわれています。
このようなときに腰の痛みを感じるのは多裂筋が原因となって腰痛が生じている事が考えられます。
寝ていると腰が痛いのはなぜか
では寝ている時は筋肉が働いていないのになぜ腰の痛みがおこるのかというと、
多裂筋が悪くなると仰向けになったとき勝手に筋肉が緊張してしまう事によって起こっています。
このような症状があるときは
仰向けで寝たときに、腰の下に手を差し込んでみてください。
腰に手が入るくらい隙間ができていたら、多裂筋が緊張して腰が反っています。
そのまま仰向けで寝ていると腰痛が起こりますので、横向きに寝て腰を反らさないようにすると
痛みがでにくくなります。
また、トリガーポイントを治療することで多裂筋の緊張が起こらないようにすることで
痛みの原因に対して治療することができます。
この記事の執筆者
鈴木 雄亮(すずき鍼療院・整体院 院長/鍼灸師)
筋筋膜性疼痛症候群(MPS)やトリガーポイント治療を専門とし、
腰痛・肩こり・坐骨神経痛・膝痛・五十肩などの慢性症状改善を得意としています。
大阪手技療法研究会やREXトリガーポイント研究会で研鑽を積み、
最新の知見を臨床に取り入れながら患者様一人ひとりに合わせた施術を行っています。