トリガーポイントって何?
トリガーポイントとは、痛みの引き金(トリガー)
になる点(ポイント)という意味から名付けられたもので、
歴史的には1980年代アメリカのトラベル医師が
体系化し、広く世界に知られるようになりました。
トラベルの治療法はコールドスプレー照射や
トリガーポイントへの注射でしたが、
国内ではリハビリや鍼治療にその理論が応用され、
研究されるようになりました。
トラベルの提唱するトリガーポイントは
筋肉に索状のしこり(索状硬結)があり、
活性されると発痛すると考えられていましたが、
研究が進むにつれ、トラベルの理論は再構築され
昨今では、筋肉以外にも腱や靭帯、骨膜に
トリガーポイントは形成されることや、
索状硬結が発痛源ではなく、筋・筋膜、腱や靭帯の
侵害受容器という痛みを感じるセンサーが過敏化
している部位がトリガーポイントであることが
わかり、
普段では何とも感じない程度の刺激を
痛いと感じている状態が症状として
感じていると考えられています。
受容器を検査する機械がない、治療薬もないため
現代医学では、まだこのような考え方が一般的になっては
いませんが、
当院では臨床を通じて、トリガーポイント由来の痛みが
実はかなり多いと感じています。
つまり、「どこに行ってむ改善しない」
「レントゲンやMRIで原因がわからない」
のはトリガーポイントの痛みであり、
治療することで改善が期待できると考えています。