ひざ痛とトリガーポイント
ひざの痛みの原因組織として挙げられるのは、
関節、半月板、靭帯が一般的ですが
ひざの痛みは筋肉によっても引き起こしされます。
膝関節を固定/動かすための筋肉にトリガーポイントという
痛みの発生源が形成されることで、
筋肉が固定や動作のために働くときに痛み(運動痛)が生じます。
また、感じる痛みは関連痛といい発生源から離れた部位に感じます。
膝関節周囲の筋肉からの関連痛では、
膝の皿の周辺や関節の奥へ差し込むような関連痛が生じます。
ひざの痛みに関与するトリガーポイント

ひとつ例を挙げますと、
イラストでは、内側広筋のトリガーポイント(×印)及び関連痛(赤くぬられた箇所)を示しています。
トリガーポイントが形成されているとき、膝の曲げ伸ばし動作によって生じる筋張力が
トリガーポイントを刺激して発痛します。
その際、「膝の皿の内側が痛い」と感じる痛みが生じています(関連痛)
このような痛みで診断される病名は、
変形性膝関節症、ジャンパー膝、タナ障害、半月板や靭帯損傷です。
これらの病名は、骨や関節の形の異常を基準に診断されます。
しかし、痛みは必ずしも骨や関節が原因ではなく
筋肉によっても生じている事があります。
痛み止めやシップ、ヒアルロン酸注射などで改善しないケースでは
トリガーポイントによる痛みを疑ってみる事をおすすめします。