ジャンパー膝の痛みはトリガーポイントかも?
バレーボールやバスケットボールの選手に
よくみられるジャンパー膝。
ジャンプ動作の繰り返しで膝伸展機構(膝の腱や靭帯)の微小損傷が原因と
されています。
主な症状は、膝蓋腱炎とされる膝の皿(膝蓋骨)の痛みや靭帯の圧痛です。
成長期に同様の痛みを訴えるとオスグッド病といわれる事もあります。

ジャンパー膝とトリガーポイント
トリガーポイント療法を専門的におこなっている立場から、
ジャンパー膝をみてみると、筋・筋膜性疼痛による特徴的な症状と
一致するケースがよくみられます。
①ジャンプ動作での膝の痛み
トリガーポイントの症状は動作にともなって生じる痛み(運動痛)が
特徴です。この痛みは筋肉の収縮が刺激となって生じます。
ジャンプ動作では、跳ぶ瞬間は大腿四頭筋が求心性収縮となり、
着地の瞬間は遠心性収縮をしています。
大腿四頭筋のトリガーポイントがジャンプ動作時の筋収縮によって
刺激され発痛しているとも考えられます。
②靭帯の圧痛
大腿四頭筋腱や膝蓋靭帯の圧痛もジャンパー膝の所見/症状
とされています。
圧痛はトリガーポイントの特徴的な所見でもあります。
トリガーポイントは過敏化した痛みの受容器(センサー)です。
したがって、正常なら何ともない刺激でも痛いと感じます。
基本的に炎症があっても圧痛は生じますが、
ジャンパー膝では基本的に炎症所見がみられません。
炎症がないにも関わらず圧痛がみられるなら、
それはトリガーポイントと考える事もできます。

まとめ
ジャンパー膝と診断されなかなか改善されないのであれば、
原因と治療が合っていないかもしれません。
ジャンパー膝の痛みを筋・筋膜性疼痛と考え
トリガーポイントを治療することで改善できる可能性があります。